治験(製薬ボランティア)体験談
てっとり早く、楽にお金を稼げぐなら、治験(製薬ボランティア)に違いないと思い、行ってきました。気になる報酬は、3泊4日×2回で、約10円でした。日給にすると1万5000円ぐらいでしょうか。得意な人と苦手な人でかなり評価が分かれる気がします。
1、まずは登録 (治験・製薬ボランティア)
治験(製薬ボランティア)はアルバイト情報誌などにはあまり載っていないのであまり知られていませんが、広く一般に募集されています。
基本的には治験(製薬ボランティア)を紹介・募集する機関があるので、そこに登録して、募集が来るのを待ちます。
2、好きな条件&日程に応募 (治験・製薬ボランティア)
いくつかの機関に登録すると、自分の年齢や健康状態に応じた募集メールが送られてきます。メールには日程やボランティア協力金の金額などの詳細が書かれているので、条件をよく読み、良いと思ったものに応募するだけです。
治験(製薬ボランティア)自体が人手が不足しがちなので、上手く当たりを引けば好条件が期待できます。まあ、募集回数自体はそんなに多くはないので気長に待ちます。
3、予備検査 (治験・製薬ボランティア)
場合によっては、事前検診があるようです。僕の場合もありました。血液検査、身長、体重、血圧、体温、心電図をとります。これだけで、交通費として3000円が支給されました。
4、(再検査)予備検査 (治験・製薬ボランティア)
予備検査の結果がイマイチな場合再検査があることがあります。
ショックなことに、私は血液中の○○値(←自粛)がちょっと高いといわれて、再検査に行ってきました。再検査は血液だけだったので、1分ぐらいで終わりました。この時は、交通費として1000円が支給されました。安い・・・。
5、第一回目入院 (治験・製薬ボランティア)
入院前の説明に「退屈だから退屈しのぎの道具持ってきてください」と書いてあったので、事前に本を買い込んで病院に向かいました。
病院内には、テレビ、雑誌、漫画、トランプなど、退屈をまぎらわせるものもおいてあります。僕は、買い込んだ本と病院内にある漫画本を見て過ごしました。治験に参加している人の中には、ノートパソコンをやっている人、勉強している人、寝ている人、友達と遊んでいる人と様々でした。
数時間おきの血液検査以外は全て自由時間なのでとにかく時間があります。
自分の好きなことをして、お金がもらえて、世の中の役に立つ・・・こんな条件はめったにないなあと思いました。
食事は肉料理と魚料理が同時に来るような、かなりしっかりしたものが用意されました。まあ、血を抜くし、与えられたものしか食べられないので当然かもしれません。ただ、薄味で、味覚の色彩があまりないのが残念でした。
そうこうしているうちに一回目の入院は終わりです。
6、第二回目入院 (治験・製薬ボランティア)
第一回目入院に味をしめたので、今度は株に関する本を持ち込みました。慣れの成果は大きいもので、ちょっとユウウツだった血液検査が流れ作業に感じました。
ただ、慣れすぎたせいで、時間のたつのが早い!第一回目の入院ではいろいろな本を読んだのですが、今回はさぼりがちになってしまいました。
一番衝撃の事実だったのは、食事の順番と内容が全く同じということです。市販薬と後発薬の同一性検査をしているのでよく考えれば当然のことですが・・・。
なにはともあれ、無事、治験(医療ボランティア)はこれで終了です。その場でお金をもらって帰ることになります。
何事も経験してみるものだと思いました。僕の場合は、このお金は卒業旅行に消えました(感謝!)