アフィリエイトと広告宣伝
最近、テレビの広告の効果が落ちてきているそうです。一昔前までは、企業の広告宣伝といえば、テレビ、新聞、雑誌などでしたが、ネット社会になり、広告宣伝費の振り分けも変化してきています。
現在、企業が広告宣伝費として、ネットに使うお金は増加傾向にあります。明らかにネットという選択肢が認知されてきています。アフィリエイターとしては喜ばしい反面、大変な時期を迎えつつあります。
企業から見たアフィリエイト
アフィリエイトは成果をお金で買える広告という認識を持つ企業も多いと思います。特に、ポイントサイト花盛りのご時世、資料請求などでは、その質の低さも目立ちつつあります。
これまでのマスメディアへの広告宣伝費にかけるお金より少ないお金で行えるメリットが大きいので、金だけ出して業者に丸投げしている企業も多いかもしれません。
まあ、そのへんはともかく、企業はアフィリエイトを無視できなくなりつつあります。実際に、アフィリエイトを上手く利用して、口座数を格段に伸ばした証券会社など、その成功例は多くあります。
ただし、企業としてのイメージもあり、質の低いアフィリエイトをしたくない場合も多くあります。そんな時には企業がアフィリエイターを選別します。
アフィリエイトサイトの選別が始まっている
公然の秘密というか常識ですが、アフィリエイトの元締めは、企業から頼まれれば、サイトを取捨選択して「特定のサイトにだけ広告掲載を依頼する」といったことを日常的に行っています。
そんなスペシャルオファーは条件が良いのが普通だし、むしろ広告を貼ることで、サイトの価値が上がるレベルの広告ってこともあります。
ネットという選択肢が増えたとはいえ、企業の広告宣伝活動の本質は変わりません。諸条件を勘案して効果の高い順に資金を投入します。
どうせサイトを作るのなら、企業に広告を出させてくださいと言わせるぐらいの品質のものを狙っていきたいところです。
自分のサイトがテレビ局になるイメージです。視聴率と番組の品質が良ければ広告希望は殺到します。たまには自分のサイトを広告媒体として眺めてみても良いかもしれません。