印刷をきれいにするための基礎知識（ExcelやWordのコツ含む）

印刷をきれいにするための基礎（PC全般）

印刷をきれいに行うにはいくつかコツがあります。

ページ設定	Excelでファイルメニューからページ設定を開くと、用紙のサイズや向き等を設定できます。
印刷画面	印刷ボタンを押して開く画面では、印刷の範囲や部数等を指定できます。
プリンターのプロパティ	印刷画面から詳細設定でプリンターの設定ができます。両面印刷等プリンターによって出来ることが異なります。
印刷プレビュー	事前設定を行った後に印刷プレビューをして、問題点を確認します。

【Excel】列幅の違う表を縦に並べる。

Excelの隠しメニュー的な機能の一つに「図のリンク貼り付け」機能があります。Excel2003では、Shiftを押しながら「編集」メニューをクリックするとメニューに表示されます。（Excel2007ではホーム→貼り付け→図→図のリンク貼り付け）

コピー元の表を図に変換して貼り付けるので、貼り付け先の列幅に左右されることなく、しかも元の表とリンクしているので、元の表のデータを修正すると、貼り付け先の内容も自動的に更新されます。

【Excel】改ページを行う。

区切りのよい位置でページを切り替えたい場合は、スペースをつくって調整するのも原始的で良いですが、挿入→改ページで、改ページを挿入すれば楽です。改ページプレビューを利用すれば、ページの区切り位置が青い点線で確認でき、ドラッグ＆ドロップで簡単に区切り位置を変更できます。

【Excel】印刷範囲の使い分け

一回限りの場合は、印刷したい部分を選択し、印刷→印刷対象を選択した部分にし、印刷します。

1つのファイルでいつも同じ部分だけ印刷する場合はファイル→印刷範囲→印刷範囲の設定で範囲を指定します。最後に設定した情報のみが保存されます。

様々な印刷を行う場合は「ユーザー設定のビュー」に複数の印刷パターンを名前をつけて登録できます。「表示」→「ユーザー設定のビュー」→「追加」→名前を入力し、印刷の設定にチェックが付いている事を確認して登録できます。印刷するときは「表示」→「ユーザー設定のビュー」→印刷したいビューを選択して「表示」ボタンを押してから印刷を実行します。

【Word】一ページ圧縮ボタン

少しだけ文章が2ページ目にあふれてしまった場合、「1ページ分圧縮」ボタンを使うと1ページに収まるように文字が調整されます。

【Word】改ページ

Ctrl＋Enter　で改ページできます。

書式→段落→改ページと改行→段落前で改ページするにチェック・・・編かけの設定なども一緒に改ページできる。

書式→段落→改ページと改行→次の段落と分離しないにチェック・・・見出しと本文が同じ段落におさまるようになる。

書式→段落→改ページと改行→段落を分割しないにチェック・・・段落の途中でページをまたがないようになる。