勝ち組の出産(ハワイ出産)
格差社会が叫ばれてだいぶ経ちますが、どうやら格差はますます広がる傾向にあるようです。
ただし、日本の場合、恵まれているのは、行動を起こせばある程度まではどちらの側につくか自由に選べるというところです。
そして、行動を起こすためのもっとも重要なものは「正しい情報」です。別に結婚の予定はないですが、最近、ハワイ出産の話題が目に付いたのでメモしておきます。
ハワイ出産とは(ハワイ出産のメリット)
ハワイ出産とは、その名の通りハワイで出産することです。多くの理由が考えられますが、最大の目的は子供にアメリカ国籍という将来の選択肢を与えることが考えられます。
アメリカ合衆国では、国籍に「生地主義」という考え方を採用しています。これは、「アメリカの土地で生まれて来た子供は、両親がどの国籍であっても、アメリカ人」という考え方です。その為、たとえ両親が日本人であっても、アメリカで生まれた子供はアメリカ人になります。
一方、日本では、国籍に「血統主義」という考え方を採用しています。これは、「日本人の親から生まれた子供は、どこの国で生まれても日本人」という考え方です
そうなると「アメリカ国内で日本人の親から生まれた子供」は、合法的に「二重国籍」の状態になります。日本の国籍法では『二重国籍』の子供は、22歳でどちらかを選択するように定められています。
この二重国籍の状態が最大のメリットと考えられます。選択する前は正式に日本人でもあり、正式にアメリカ人でもあるのです。
ハワイ出産(二重国籍)のデメリット
もちろん、費用は高額になりますが、それ以外で、やはり大きいのは、徴兵義務でしょう。正式にアメリカ人である以上、避けられません。(国籍を放棄すればもちろん、アメリカ人ではなくなるので大丈夫ですが・・・)
ハワイ出産を推奨するわけではありませんが、「世の中にはハワイ出産という選択肢がある」ということを知っておくことは重要だと思います。無知であるが故にスタート時点から差をつけたくないものです。