管理人のデイトレ挑戦の記録
デイトレードで生活することを夢見て、プロと呼ばれる人にお金を払い直接指導を受けたことがあります。結果としては、現在の生活を決意させるきっかけになったので、やってよかったとは思っています。
1、デイトレのプロとの出会い。
会社に入らないで稼ぎたい!フリーな人生を歩みたい!何としても!!と思い、方法を模索していた2005年の夏、偶然の出会いにより、プロのデイトレーダーと知り合うことができました。
そして、頼み込んだ末、ネットを介してプロのテクニックを数十万円で教えてもらえることになりました。
2、プロのデイトレーダーの直接指導
授業は全国からの受講生とリアルタイムで、チャット形式で行われました。基本的に2ヶ月間です。
パソコンは二画面を使い、4分足などを見ながら、理論的にトレードしていることにまず、驚きました。感情を捨て、自分たちの考えた理論に忠実に、とにかく機械的に物事が進んでいきます。
トレードでは、最初に、リアルタイムでのシミュレーションをします。その結果がよければ実戦に移るわけです。
3、デイトレード実戦編
ところが、この段階で、プロの方も頭を悩ます事態が起きました。
僕はプロの方が教える理論は理解していましたが、何より、第六感が欠けていたのです。感情を捨てるのだから、第六感などは必要ないと思うかもしれませんが、実際は違っていて、理論を積み重ねた後に、多少の動物的勘というかなにか表現できないものがデイトレには必要なようです。
さらに、感情のコントロールが下手で、結局、約2ヶ月の指導にもかかわらず、マスター出来ませんでした。
後悔はしていないですが、数十万円のお金を使ってしまった事実は残ります。
4、デイトレードからの撤退
プロの方に学んでみてわかった事があります。それは、デイトレードも他の仕事と同じで夢ばかりではないということです。
特に、向き不向きが確実に存在します。
例えば、スポーツの中で、野球はどうしても上手くなれない人がいたりするのと同じことで、確かに練習を重ねれば、そこそこ上手になれる見込みはあるけど、それよりも、得意なサッカーを練習した方が、楽しいし、上達も早い。そんな感じです。
結局、管理人は3連敗したら引退するという覚悟を決めたトレードで見事に3連敗して、デイトレードから撤退することにしました。
とても悲しい決断ですが、今はすっきりしています。長期やスイングとかでまた、株式投資をしていけたらと思います。何らかの資産運用は、人生において必要だと思っています。この体験を通して、デイトレードは、自分に合わない方法だという発見が出来ました。