自己責任の原則と余裕の確認
株式投資はあくまで資産運用の選択肢の一つであって、参加することも参加しないことも全て完全に自由です。自分が全てのリターンを得ることが出来ることと引き換えに、株式投資での損失の責任は全て自分自身で負うことになります。
世の中には、株式投資以外にも、資産運用の方法がたくさんあります。不動産や、社債、国債、金、小麦、為替などです。自分の生活スタイルとライフプランにあった投資を選択するのが良いと思います。
一般的に、株式投資を行う前に、以下の余裕を持つ状態が良いとされます。
資金の余裕
生活費などを株式投資につぎこむと、値下がりしている局面などの適切ではない状況で売る必要がでる可能性があります。株式投資はすぐに必要性の生じない余裕資金で行うのが基本です。
心の余裕
自分の財産を市場にさらしていると、心の余裕がなくなり、あせって売買をしてしまいかねません。心にゆとりを持てる金額で投資するのも一つの手です。
・・・実際は難しいですが・・・。
時間の余裕
かってすぐに値上がりすれば良いですが、耐える局面も出てきます。時間的な余裕があれば良いにこしたことがありません。
最終判断は自分で下す!
誰がどんなに銘柄を推奨したとしても、その銘柄を買うお金は自分の物だし、その銘柄を買うことによる全てのリスクとリターンは自分が得るのが原則です。
全ての最終判断は自分で下しているということ肝に銘じておきたいところです。