死への備え‐避けられない現実への備え
人は生を受け、そして必ず死ぬものです。現在の医学では死は避けられない問題です。そして、寿命をまっとう出来ることもあれば、突然、命を落とす可能性もあります。死が避けられない以上、準備が必要です。
避けられない現実への備えをしよう
死が避けられない。誰でも知っている常識です。しかし、多くの人は楽観的、もしくは意識的にその可能性を排除しているため、死への準備を行わずに死んでいきます。
20歳を超えると一般に「大人」と言われますが、大人であるにもかかわらず、死への準備が無策な人が多すぎます。とはいえ、自分もそうですが・・・。
遺書を書いてみる。
自分の財産が多かれ少なかれ、遺書を書くことによって、未来の財産の使途に自分の意思を残すことが出来ます。これは、現実をみつめ直す良い機会でもあるかもしれません。
パスワード、データの類を整理する。
インターネット社会といわれる現代、無料のメールサービスやWebサービスを利用している人も多いと思います。そして、メールアドレスや、住所録、デジカメで撮った写真などのデータを、自分のPCやWeb上で管理している場合、残された遺族にはその存在すらわからない場合も多くなってきています。
さらに、パスワードロックがかかっていた場合は大変です。パスワードが開けられないが為に、死をしらせたい友人に連絡が行かないことすら起こってきています。
どこに何の情報があり、パスワードは何なのか。現在利用しているサービスは何で、維持費はいくらかかり、どのように処理して欲しいのか。多くの問題を考えて、まとめていく必要があるかもしれません。
多少の時間はかかると思いますが、やらなければならない事だと思います。まだ、やってないですが・・・。