【本】「ナニワ金融道カネと非情の法律講座」を読んでみた
あまり、恐れを持ち過ぎていても人生前に進めませんが、たまに刺激的な情報を頭に入れて身を引き締めるのも良いと思います。とりあえず、コンビニかどこかで買ったナニワ金融道の本から勉強した事をメモしておきます。
基本的な知識
- 法的には、借金は個人責任であり、家族やまして親類には何の返済義務もない
- 公正証書と警察のパワーはすごい
- 最終手段は自己破産。実はデメリットは少ない。
- 訴訟の取り下げと引き換えに示談にするなら、必ず示談金が支払われてから取り下げること。一度取り下げると警察は相手にしてくれない。
要注意な【身ぐるみはがされるかもしれない】重大な行為
- 抵当権設定の書類に実印を押す。
- 連帯保証人になる。
- 白紙委任状と印鑑証明を渡す。
- 手形の裏書きにサイン。
お金は借りたらやばいよ
- 暴力は減ったけど陰湿で悪質なものが増えている。
- 「書換え」や「まわし」など恐ろしく巧妙な手口も多いよ。
- 手取りが28万円以上ある場合は、21万円を超えた部分は無制限に差し押さえ可能。
お金を貸しても返ってこないよ
- 日本では表の世界では借り手優位。
- 裁判に勝っても、お金が返ってくる確率は低い。しかも、立証とかも困難。
- 土地を押さえてもムダ。
- 妨害の手段は非常に多い。
- 和解で少しでも取り戻せたら御の字の事も多い。
- 個人が金持ちでも、会社名にお金を貸したなら、会社に資産がなければ回収できない(→個人名と法人名で署名してもらい、日付と貸付人の名前を入れておく)。