起業を考慮しつつ、とりあえず正社員になる
ずっと、正社員になるメリットから目をつぶって、夢に生きてきました。しかし、大学卒業から3年を過ぎ、4年目に入った頃、夢の代償の大きさに気付きました。それと同時に、正社員になることが必ずしも夢の歩みを止めることではないことに気付きました。
一般的に正社員になるメリット
一般的には、生涯賃金や厚生年金などがメリットに考えられます。確かにその通りで、自分で起業した場合、成功の部類に入らない限り、普通の会社員よりも恵まれない生活を送る可能性すらあります。
起業の夢を追う上で正社員になる
当初、必要性が全くないと考えていました。会社員になることと起業することへの関連性を見つけられなかったのです。
しかし、その考え方は間違っていました。起業するという目的を持った目で会社を眺めてみると、色々な面が見えてきます。組織は高度に分業化され、1人を雇うのに給料の何倍もの経費がかかること、会社が存続を続けるにはビジネスモデルがいかに大切かなど、実感として学べるのは非常に大きいものがあります。
特に会社員と雇い主との考え方の根本的な違いを両方の立場で学べるのは、将来において役に立つこと間違いありません。
セーフティネットとして利用する。
確かに、いろいろな規定で、副業を禁止している会社も多いですが、良く読んでみると、同業の副業、もしくは他社の正社員や役員になることのみを禁じていて、アルバイト等は禁じていない場合も多いです。
起業といっても、最初は、個人事業主として活動するケースが多いと思います。会社員を続けながら、機を窺い、牙を研いでおくのは、周囲の雑音を消し去るという意味でも良いことだと思います。精神的に不安定なまま頑張るのはとても難しいものです。