節約の限界と副業への道
節約疲れという言葉もあるように、節約には限界があります。特に注意すべきことは節約と貧乏に暮らすこととを勘違いしてしまうことです。僕の場合、節約とは、【同じ金額で生活の質を上げるため、または同じ生活の質を保ちつつ、かかるお金を減らすこと】です。
一年間の出費データを取った上での節約
実は家計簿ソフトを使い、出費を事細かに一年間記録してみました。その間に、40インチのテレビを買ったり、ドラム式洗濯機を買ったり、友人の結婚式があったりとなかなか大きな出費もありましたが、年間で慣らすと出費は月にほぼ20万円。今の会社の手取り金額とほぼ同じことがわかりました（手取りが安い。。。）つまり、ボーナスしか貯金出来ていない状態です。
そんな中で見直せる項目を洗い出してみました。
【節約可能項目】家賃 70000円／月
一人暮らしにおいて、家賃は最も節約に直結する項目だと思います。目安は手取りの3分の1までと言われていますが、少しはみ出ています。
結論からいくと、この項目は削れないです。
職場が銀座近辺ということもあり、職場へ近く、実家との職場の中間地点で、しかも周辺相場よりやや安めの物件を時間をかけて探した結果の家賃です。これを安くするためには場所を変えるしかありません。必然的に遠くなる為、利便性の低下、時間のロスにつながってしまいます。
【節約可能項目】食費 55000円／月
細部まで分析した結果、食費は減らす余地があるものの、減らすべきではない気がします。
■自宅消費の食費 7500円／月
これは少ないです。というよりはあまり料理をしないし、家でお酒を飲まないので、かなり少なめだと思います。
■会社のランチ代 20000円／月
会社が銀座なのに、お昼をケチっていては意味がありません。せめて店の開拓をしたいと、違う店に行く工夫をしています。後々サイトを作るという計画も・・・ってことで、ここは譲れません。
■外食費 27500円／月
立場上、後輩におごるより、おごられることの方が多く、しかも、一人では外食をすることはないのに、この金額。これは減らせると思います。しかし、僕の場合、外食したくない人と、付き合いで外食をすることはないので、これを減らしてしまうと友達に会う機会が減っていくことになります。それは嫌です。現状、ここを削るということは、自分の定義での節約ではない気がしています。それと、状況が変われば自然と抑えられていく気もしています。
【節約可能項目】美容院 4000円／月
友人の紹介で、元カリスマ美容師に切ってもらっています。カットで7000円ぐらいですが、2か月に一回ぐらいなので、月割ではこの金額です。
正直、美容院代は真っ先にカットすべき項目です。ただ、現状と満足度を考えるとカットしたくないと思います。美容師と間接的に情報交換したり、していますし、周囲からの評判が良い為。
節約のまとめと副業への道
過去に携帯代やインターネット料金等で大幅な見直しを行っているだけあり、無駄と思える項目はありませんでした。高いお金を払っている項目については自分なりに考えてみると、現在の状況では譲れないものばかりでした。
唯一の問題は、収入と支出がほぼイコール（大きな買いものをしなければ余裕ありますが）だということです。1年のうちには海外旅行をしたくなったり、引っ越しをしたり、友人の結婚ラッシュが来たりとか急な出費はあるものです。1年間の出費を分析した結果、現状の収入では現在の生活レベルを維持するのが厳しいことがわかりました。
ここで、考えられるのは、収入を増やすか、支出を減らすかですが、支出を減らす方は既に限界です。そこで、収入の増加に目を向けると、転職か副業かになります。
・・・非常に悩みましたが、会社への恩義、趣味に打ち込める今の環境等さまざまな事を考え、副業に力を入れることにしました。
副業の目標 10万円／月
昔、先輩からのアドバイスで、家賃、生活費、貯金を3分の1ずつにするといいと言われました。現在、家賃＋生活費（臨時の出費込み）で月間20万円程度であるので、貯金は10万円を目標に設定しようと思います。そして、現状では10万円は全て副業で稼ぐ必要があります。
副業で月に10万円稼ぐためにはどうすべきか。そこだけを、その1点だけを考えて行動しようと思います。