【本】情報整理術66の方法より
数年以上前ですが、「情報整理術66の方法」って本を読んだときに抜粋&メモした内容です。個人的には、今でもけっこう参考になる。まあ、身についてないとも言いますが・・・。
全体的な整理の話題
仕事とは整理。仕事を片付けるとは、まさに整理するということ。
整理するということは、身の回りに絶えず気を配ることだ。つまり、商品や組織、財産に目を配り、戦力の総点検をしているということである。そして、戦力を整理するということは、次なる戦略を練っていくことにつながる。つまり、物の整理は「頭の整理」と言い換えられる。本当に大切なのは頭の整理なのである。
アウトプットに役立たないインプットはあり得ない。というのが、「ビジネスに役立つ情報の整理」の大前提。不要なものは切る。
「編集」とは、必要なものを集めて不必要なものを捨てることである。情報の整理の場合、自分にとって必要であるかという価値判断から、与えられた情報を取捨選択しなおす必要がある。
月に一回整理の日を作り、迷ったら捨てる。「死に筋」を排除し、使えるものだけを目の前に用意する。
年に3回情報のリフレッシュ → 全てに目を通し、再配置。棚卸ろし。
情報の総量規制。未整理の情報はゴミと同じ。量は少なくても把握できている資料がそばにあることが重要。
時間こそ最大の課題。
時間を整理するという発想。限られた時間に何をすべきか。人間には限界がある。自分に出来る限界を見極め、何を捨て、何に全力投球すべきかを決めなければならない。毎日の積み重ねが人生である。お金の無駄遣いより、時間の無駄遣いの方が罪が重い。時間は決して買い戻せないのだから。
人脈の考え方。
- 分野別にリスト化という考え方。
- ふるいにかけて残ったのが本物の人脈。
- 仕事上のアプローチは封書の手紙から入るのも良い。
- 年賀状は年一回の人脈整理イベント。
- 人脈は「量」より「質」。10人のキーパーソンをつくれ
- 人脈はサラリーマンが生き残る為の武器の一つ。
- 名刺交換した相手を人脈と呼べる相手に育てていく。
本棚の整理。
- 本棚の整理は見栄えが悪くてもジャンル別に。
- ブックオフ成功の理由。
- 欲しい本がすぐに取り出せる。これが本棚の理想。
- 読むのがせいぜい一年に一度ぐらいの本は、思い切って処分か、段ボール箱入れて押入れへ。
- つまり、使用頻度の低い本と高い本が一緒に入っている本棚は作るべきではない。ほどんど読む可能性のない本は遠くに置き、手の届くところには常に必要な本に絞って置いておく。
- また、ちょっとだけ気になる部分がある本は、気になる部分のみを書きだしたり、コピーするなどして、本は処分。これが総量規制のコツ。
スーツのローテーション
脱いだスーツはハンガーかけてクローゼットの左側に入れていき、右側から着ていけば、自然にローテーションする。
写真の整理
時系列かテーマ別に。タイトルの付け方で両方出来ればなお良し。
頭の整理。
部屋を整頓するという最大の目的は、頭の整理である。整理をすれば、自分の持っている資源は何かが客観的につかめてくるし、何が重要で、何が不要なのかも見えてくる。ヒト・モノ・カネの整理が出来て、どうすれば有効に活用できるかを考える域に達すれば、相当な決断力、判断力のついた状態である。
スピーチ上手は整理上手
スピーチのコツはストーリーを一つにすること。限られた時間の中に言いたい事を盛り込みすぎて、結果として失敗する場合は多い。話す本人が整理できていない内容を、聞き手に理解しろというほうが無理。要素を加えると同時に落とすことが重要。