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【本】好かれる自分の見せ方42のルール

数年前、「好かれる自分の見せ方42のルール」という本を読んでメモしておいた部分です。大学が心理学専攻だったので、心理っぽい雑学はけっこう好きだったりします。

自分の見せ方を統一する(PI パーソナルアイデンティティー)

「頼られる人」と見られたいというイメージを定めたとすると、そのPIに沿ってすべての自己表現を統一していけば良い。

その上で、パフォーマンスで重要なウエイトを占めるのが、目で好かれるという「視」の部分です。頭のてっぺんから足の先に至るまでどのように選んでいったら、相手の目に「頼られる人」という自分の視覚的イメージが受け取ってもらえるか、これは少なくとも、その人に会う直前までに準備してしまわなければならないことです。

たとえば、衣服の色はブルー系で信頼度のイメージの強いもの、デザインはアバンギャルドよりもオーソドックスなもので決める。歩く時の歩幅は平均よりも広く取り、背筋はピンと伸ばす。アイコンタクトは長く強くとり、キョロキョロしない、など。

揺らがない自分

他人と比べてどうこうという相対評価ではなく、自分自身の変わらない価値観。どんなに他人と比べようが自分のこの価値は必ず貫く、それにしたがって動いている自分は美しいのだという、その自分の価値、そういった自分に対する絶対的な価値観あるいは美意識というものを、いまこそあなたに作ってほしいと思うのです。

変わらない自分を持つ

信念を持つ。自分にとって守り抜くべき一本のラインを持つことが重要。

自分だけのイメージづくり

例えば、話しやすいフレンドリーな新入社員であるというような、自分のPIを設定したら、それをもののいいかたや衣服や持ち物にもしっかり定めてしまって、しばらくの間それにこだわり続けてみるといいのです。

髪型だのファッションだの靴だのという外見は、あなたがどう生きていくかという自分の存在主張の表現手段であって、その一つを取ってみた時にはさほど重要だとは思われないかもしれません。

けれど傍からあなたを見ている人々は、大きいものから小さいものを想像するのではなく、小さいものから大きいものを想像しているのです。

あなたという人格の底を知ろうとしたところでたかだか一年や二年のつきあいでそんなことがわかるはずはない。しかし、「あいつはあの髪型からしてみるとかなり不良っぽいそ」とか、「あいつのあのもののいいかたから判断すれば、ずいぶんと古典的な考え方の人間に違いない」というように、人はみな小さい部分からその人の心の奥の大きな部分を探ろうとする。

それが良いか悪いかは別として、私たち自身も人と付き合っていく時には、相手から細かな部分で全人格を判断されているのです。

だからたとえば、「僕は人前ではカッコ良い、クリーンなイメージで通す」と、もしあながたいったん定めたのなら、たとえ会社の廊下の片隅であっても、肩のフケをポンポンと叩き落とすような動作は絶対してはいけないのです。

もしもそれを誰かが見ていたら、常日頃のあなたのイメージ作りが一瞬にしてくずれてしまうことになるからです。

一年後を待ってちゃ遅い 一年後の自分を設定する

来年あなたはどんな姿でどの場所に立っているかのイメージ設定をしてほしいのです。そのイメージに向かって、今日も明日も明後日も一歩近づいたのか、あるいは全然近づいてないのかというような自己チェックを毎日繰り返して見てほしいのです。

一年後の理想ビジョンに対して、いったい自分がどの程度に変わったかという変身プロセスをみて楽しむというような作業を繰り返していると、個性というものは不思議なもので、目指した通りの方向に構築されていきます。

たとえは、一年後に自分がベンチャービジネスの旗手になっていようと設定したとします。そして、そのビジョンに向かって、現在の日々をどうつくっていくかというふうに割り振った場合、友達の選び方、本の選び方、髪型からしゃべり方そして歩き方までもベンチャービジネスの旗手に来年なるための、今日の動きをしたくるから不思議なのです。

自分が設定したビジョンをただ諦めることさえなければ、必ず着々とあなたの理想に近づいていくものなのです。

例えば、一年前に「まず大きな声ではっきりとしゃべって明るいイメージを作ろう」と決心して、私にそのことを宣言してから、みるみる変わった人もいます。

PI、つまり自分がどう見られたいかというイメージに4つの柱を設定

  • 外界に対するあなたのPI【世の中全体に対してどういうイメージで受け取られたいか】
  • 仲間にたいするPI【仲間にどう受け取られたいか】
  • 上司に対するPI(従順な部下であると思われたい)
  • 部下に対するPI(頼れる)

その上で、次の6項目に分けて考える。

  • 言葉ではどうするか
  • 顔でどうするか
  • 体でどうするか
  • 色でどうするか
  • 空間ではどうするか
  • モノではどうするか

自分を売り込む(枕詞をつける?)

何か自分自身を相手に印象づける一言を添えながら、名刺を渡すことはとても大切。

その時、あれこれ多くを自分について覚えてもらおうとすると、相手はますます混乱するから、一ポイントだけ自分が相手に伝えたい印象を日頃から選んでおきます。

例えば「パフォーマンス論の佐藤です」「囲碁の試合にいつも出ている田中です」というようなワンポイントをつけて売り込んでいくというやり方を、日頃から用意しておくことをおすすめします。

今どのマスクをかぶっているのか

演劇の練習等で、何かになったつもりでその役を演じることを、「ロール・プレイ」といいます。実はこのロールプレイというのは、実際の生活の中でいつでも使えることなのです。

主任なら、会社にいる限り、徹底的に主任というマスクをかぶり、主任という立場を演出しなければならない。主任らしいしゃべりかたをし、主任らしい洋服を着る。

こうして役に徹していくことは大変なようで、実は自分が一番気が楽になる方法でもあるのです。つまりあれかこれかと迷わずに、その役の範囲だけでものを考え、動けばよいからです。自分がいまこなすべき役、ロールを決めたら徹底的にそれに対して言語も非言語も揃えていくというやり方をしなければ、本当のロールプレイとは言えません。

実は、社会の中で、マスクもつけず、いつも同じ顔を使いながら、いろいろな役をこなしていく方が大変です。

かげで誉める

かげで悪口を言うのは良いことはありませんが、かげで人を褒めるのはいいことづくめです。例え本人に伝わらなくても全く問題ありません。周りの人を高く評価するという謙虚さはプラスのエネルギーを生み出します。陰口とは正反対と言えます。

対応に一貫性を持つ

話はじめと話おわりで相手に対する言葉づかいのレベルを変えない。

贈り物

女性が男性から何かをもらった時、一番うれしく思うのは自分の個性をよく見抜いていてくれて、自分にしか似合わないものを贈られた時です。

そしてもう一つは、いつ送るかという問題です。もっともタイムリーであるそのタイミングを逃さないこと。

結局のところ、人にものをあげることは金額にかかわらず、まさしくあなたの自己表現をモノを使ってしているというふうにいつも考えてもらいたいと思う。

印象を変える方法

自分の個性を他の誰にもない豊で魅力的なものにしようとあなたが考えた時に、自分の現在の能力や資質、体格などをいろいろと分析して、紙にどんどん書き出してみます。

たとえば、身長何センチ、英語力中程度、ワープロが少しできる。字は上手い方である。しゃべり方は時々口ごもるが、まあそれほど悪くはない。就職した会社は一部上場である。月収は○○万円也。勤務時間からして自由に使える時間は一日あたり○時間、というふうに。

その用紙をじっと見つめていると、いったいこの中から自分がどんなイメージを設定したらそれより良い方向で実現可能なのか、という一つの方向が見えてきます。

たとえば、毎日の勤務のあと、3時間は自由に使える時間があるとしたら、パソコン教室に行くことも可能であろうし、あるいは夜の練習場に通ってゴルフの腕を磨くことも可能でしょう。

逆に異業種交流のグループに入って、自分の業種以外の情報を集めることもできるはずです。

こうやって次にできることの可能性を書きだしたら、その中でのあなたのイメージを視覚化してみましょう。

たとえば、スピンアウトしたあなたが、別の会社を持つとしたら、そこで起きてくるあなたのイメージは、「リーダーシップがあり、クライアントに対しては説得力があり、周囲の人々からは信頼され、分析力と予知能力がある人」としてはっきりしてくるはずです。

それがわかったら次は「予知能力がある人」、あるいは「信頼される人」というような、いま設定したイメージを、はるか前方の遠いところの自分の姿として頭の中でイメージングし、いつでもそのイメージを、まるで目で見ているように思い浮かべるわけです。

それがあなたの目標地点の姿です。

そうしておいて、いま現在を出発地点として刻々と、今日より明日はどうか、一か月後はどうであろうか、来年の今頃はどうであるかというふうに、その目的に向かって自分を変身させていくわけです。

二度とない人生だから

二度とない人生だと思えば、手紙をいただいたきり返事もださないなどという表現の怠慢は許されないことです。二度とない人生であれば、出会った人の顔をしっかりと見て、その人の話を聞かずにはいられない。

二度とない人生だったらば、会う人それぞれの個性の中から素晴らしいと思うことには素直に感動し、即、自分の個性と照らし合わせて学びたい。人との出会いによって自分をよりよい姿に変えないことは、自分にとっての損失だ。私はいつもそう思っております。

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