貧困を良しとする無意識が最大の敵
現在の日本の現状は、先進国の中ではかなり異常な状況になりつつあります。特に非正社員の激増により、確実に所得格差は増大しています。そして、年収が200~300万程度(今は自分もそうですが・・・)の若者が大勢いる一方で、その何倍も稼ぐ人もいます。
百歩譲って、所得格差が大きいという現実は良しとします。しかし、貧しい側が、それに納得、少なくとも受け入れていることが問題だと思います。
夢があるから・・・。正社員になって縛られるのはいやだから・・・。責任を持ちたくないから・・・。
自分への言い訳は予想以上に簡単です。現実として、暴動も起きないし、起きる気配さえほとんどありません。貧しいことそれ自体を社会の問題だと考える人は日本人には少ないようです。ということは、ますます格差が広がる可能性は高いと思います。
勝ち組狙いで行こう!
成功するためには、自分がどちらの側に付くべきなのか早い段階で行動を起こす必要があります。僕は大学卒業後の3年間、自由だけど収入は少なく、その自由も将来奪われるであろう生活をしてみました。今は、小さな会社の正社員に滑り込み、将来の起業へのスキルを磨き始めた所です。
このように、世の中、勝ち組と負け組に分かれてきています。そして、皮肉なことに、負け組は負け組で、周りに負け組しかいないので、負け組を実感することなく、行き着くところまで搾取される社会が出来つつあります。
脱出するならとりあえず正社員の地位の確保を。そして、成功するなら、「低賃金で雇えて、いつでも解雇できる労働者」がいる日本の状況を上手く利用していくべきなのかもしれません。