文字列を対象にした抽出条件
Like演算子とワイルドカード
Like演算子は、指定した文字列を含むデータを検索する演算子で、通常ワイルドカードと組み合わせて使用します。また、ワイルドカードとは、ある特定の文字列の代用として使用する記号であり、抽出条件にワイルドカードを使用することで、より細かな条件による検索を実行することができます。
ワイルドカード | 意味 | 使用例 | 抽出される文字列 |
* | すべての文字(数は無制限)と一致 | Like wh* | what、white、whyなど |
? | すべての文字(1文字)と一致 | Like b?ll | ball、bell、billなど |
# | すべての数値(1文字)と一致 | Like 1#3 | 103、113、123など |
[] | []内のいずれか1文字 | Like B[ae]ll | ballまたはbellのどちらか。billなどは該当しない |
! | []内の文字以外の1文字 | Like b[!ae]ll | billやbullなど。ballまたはbellは該当しない |
- | []内で指定した範囲の1文字 | Like b[a-c]d | bad、bbd、bcdのどれか。 |
Excelで使えるワイルドカード
Excelでもオートフィルタの比較検索条件や文字列の検索・置換に、ワイルドカードを使用することが出来るが、使えるのは「?」、「*」、「~」の3種類のみ。「~」(チルダ)は「?」、「*」をワイルドカードとしてではなく文字列として検索する際に使用する。
例:「why~?」と入力すると「why?」が該当。